AGA治療日記

ジェネリック医薬品・・・
最近、よく聞くようになった言葉です。
確か、テレビのCMでもやっていたような。

ジェネリック医薬品が注目され始めたのは、その購入費用が安いからです。
これがジェネリック医薬品を使用する最大のメリットです。





ジェネリック医薬品(generic drug, generic medicine)という言葉は、「先発医薬品(branded drug, branded medicine)」の対義語です。
正式名称は、「後発医薬品」と言います。


先発医薬品とは、ある企業や団体が最初に開発し、国（厚生労働省）の承認を受け、市場に発売されるようになった「従来なかった薬効成分を持つ医薬品」のことです。
「新薬（しんやく）」とも言います。

先発医薬品は、法律的には、特許期間の切れる前の新薬のことを指します。
通常、先発医薬品の開発には数年から数十年という長い研究期間と、莫大な開発コストがかかります。
先発医薬品を開発ができるのは、事実上、大手の医薬品メーカーだけです。







ジェネリック医薬品とは、先発医薬品の有効成分そのものに対する特許（物質特許）の再審査期間及び特許期間の満了後に、他の製薬会社が同じ有効成分で製造・供給する医薬品のことです。

簡単に言うと、先発医薬品と同じ有効成分を同じ量使って作られた薬です。
薬の開発費がかからないので、一般的には先発医薬品より安価です。


先発医薬品（新薬）とジェネリック医薬品は、同じ薬ではありません。
「主成分」は同じですが、「その他成分」などが違う場合があります。
統計学的には、薬は±20％の範囲を「差が無い」としています。

ジェネリック医薬品≒先発医薬品（新薬）

ジェネリック医薬品は先発医薬品（新薬）と、効果や副作用などが非常に似た薬です。





あと、非常に言いにくいことですが・・・

ジェネリック医薬品のなかには粗悪なものも存在します。
皮膚に塗る薬なら、肌に触れた感覚だけでもその違いが分かる場合もあります。

ジェネリック医薬品には、先発医薬品と変わらない一流のジェネリック医薬品から、とてもジェネリック医薬品とは呼べない三流のものまであります。
できれば今、皆さんの安全のためにも粗悪なジェネリック医薬品の名前を言いたいところなのですが・・・
まぁ、粗悪なジェネリック医薬品については、ネット検索すればすぐにわかります。


どちらにしろ、医薬品を使用する時、特にジェネリック医薬品を使用する時には、医師や薬剤師に相談するのが確実です。
あと、実際に薬を使用している人の意見も、いろいろと治療の参考になる場合が多いです。








私は現在、AGA（男性型脱毛症）の治療をしています。
治療と言うと大袈裟かもしれませんが、簡単に言うと、育毛剤で薄毛を治しています。

成人男性の薄毛の大部分は、AGAが原因です。
この脱毛症は、脱毛部分が特定しています。
前頭部と頭頂部の髪の毛が薄くなっていきます。
一方、側頭部や後頭部の髪の毛はフサフサのままです。


AGAは薬により、ほぼ100%近い確率で抑制することが可能です。
つまり、相当高い確率で、これ以上髪の毛が薄くならないようにする事が可能です。
勘違いないで頂きたいのは、薄毛部分から髪の毛が生えるという訳ではありません。

私が使っているのは「フィンペシア」という飲む育毛剤です。
上にある2つの画像バナーの上の方の薬です。

フィンペシアの先発医薬品（新薬）はプロペシアです。
上にある2つの画像バナーの下の方の薬です。

フィンペシアはプロペシアと主成分が同じ薬です。
成分鑑定により証明されています。
効果や副作用もほぼ同じです。
全く同じでないのは、コーティングなどに違いがあるからです。

フィンペシアはプロペシアのジェネリック医薬品と言われていますが、正確にはジェネリック医薬品ではありません。
プロペシアの特許が切れるのは2019年です。
フィンペシアを製造している会社はインドの会社です。
インドは医薬品の特許条約に加盟していないため、特許が切れていない製品でも製造が可能な訳です。


先発医薬品（新薬）とジェネリック医薬品は同じ薬ではありません。
また、成分が同じ薬でも、ジェネリック医薬品だとは限りません。

どちらにしろ、薬を効果的かつ安全に使用するためには、事前にいろいろと調べてから使用した方がいいでしょう。
これが今回の記事で言いたかったことです。


最後まで読んで頂きありがとうございました。