AGAを発症しやすい2つの遺伝的要素

いきなり無慈悲な話をしますが・・・

脱毛症には遺伝が大きく関わっています。
特に男性の場合、将来髪の毛が薄くなるかどうかは、遺伝による影響が非常に大きいです。
食生活に気をつけても、禁酒・禁煙をしても、全くと言っていいほど効果はありません。
生まれた時点で、ハゲるかどうかは、ある程度決まっているのです。

無慈悲ではありますが、エビデンス(科学的根拠)があるのです。


20171205.1.jpg


髪の毛などが薄くなる症状のことを脱毛症と言います。
脱毛症にはいくつかの種類があるのですが、男性と女性では発症しやすい脱毛症の種類が違います。


男性がなりやすい脱毛症は、AGA(男性型脱毛症)です。
発症者のほとんどすべてが成人以降の男性です。
成人男性の薄毛の90%以上はAGAです。

AGAは、前頭部と頭頂部の髪の毛が薄くなる脱毛症です。
後頭部や側頭部の髪の毛はフサフサのままです。
AGAが進行すると、サザエさんの磯野波平のような感じでハゲあがります。

AGAは遺伝による要素が非常の大きい脱毛症です。
男性が生まれた時に、将来ハゲるのか決まっているというのは、男性の発症する脱毛症のほとんどはAGAだからです。


女性がなりやすい脱毛症は、びまん性脱毛症(女性型脱毛症)です。
発症者の多くは閉経後の女性です。
成人女性の薄毛の70%程度は、びまん性脱毛症と言われています。
(正確な調査データはなく、このくらいと推測)

びまん性脱毛症は、髪が全体的に薄くなってしまう脱毛症です。
髪全体のボリューム感がなくなります。
ハゲるというより、ペチャンコになる感じです。
びまん性脱毛症が進行すると、皮膚が透けて見えるようになります。

びまん性脱毛症も遺伝が関与していると言われていますが、AGA(男性型脱毛症)ほど遺伝の要素は大きくありません。







AGA(男性型脱毛症)の発症しやすさを決める遺伝的要素は2つあります。
①5αリダクターゼII型の活性力
②アンドロゲンレセプターの感受性

この2つの遺伝的要素がすべてとは言いませんが、この2つがAGA(男性型脱毛症)を発症・進行に大きく関わっています。



AGA(男性型脱毛症)は男性ホルモンが大きく関与した脱毛症です。

男性ホルモン「テストステロン」が酵素「5αリダクターゼII型」と結合すると、男性ホルモン「DHT(ジヒドロテストステロン)」がつくられます。
このDHTが「アンドロゲンレセプター」という受容体に結合すると、増殖因子「TGF-β(トランスフォーミング増殖因子ベータ)」がつくられます。

増殖因子とは、特定の細胞に対して、増殖や分化、活動停止などの命令を発するタンパク質の総称です。

TGF-βは、髪の毛をつくっている細胞に「髪の毛の寿命を短くしろ」という命令を発します。
その結果、髪の毛は産毛のうちに抜け落ちるようになってしまいます。
目に見えなくほど小さな産毛のうちに抜け落ちるようになると、見た目には髪の毛がなく、ハゲあがっているように見えるのです。



5αリダクターゼII型の活性力が強いほど、DHT(ジヒドロテストステロン)がつくられます。
アンドロゲンレセプターの感受性ほど、TGF-β(トランスフォーミング増殖因子ベータ)がつくられます。

この2つは遺伝により決まっています。
5αリダクターゼII型の活性力は、両親から半分づつ遺伝します。
アンドロゲンレセプターの感受性は、母親から遺伝します。
母方の祖父が薄毛の場合には、男性なら相当高い確率で将来髪の毛が薄くなります。


20171205.2.jpg
カツラを被った磯野波平


「遺伝ではしかたない」とあきらめないで下さい。

AGA(男性型脱毛症)は医学的な治療により改善できる場合があります。
初期状態なら相当高い確率で改善できます。
一方、進行してしまうと、元の状態に戻すのは不可能になります。
このため、ハゲたくなかったら、できるだけ早期の時点での対策が必要になります。


AGA(男性型脱毛症)は、「施術による治療法」と「薬による治療法」があります。

施術による治療法は医師がおこなうものです。
自分の髪の毛を移植させる「自毛植毛」や、注射などにより発毛・育毛に必要な成分を浸透させる「育毛メソセラピー」などがあります。
効果がある場合が多いですが、治療費が高いのが難点です。

薬による治療法は、病院やクリックへ行かなくても可能です。
個人輸入代行業者から購入することができます。
このような方法は、「自己治療」と呼ばれています。
かなり割安で治療が可能です。

私もAGAです。
自己治療により、ある程度は改善できました。
下の写真は、左側が治療開始時、右側が治療開始450日目の状態を比較したものです。


20171126.5.PNG


20171126.6.PNG


AGA(男性型脱毛症)の治療は、「フィンペシア」と「フォリックスFR05ローション」という育毛剤でおこなっています。

フィンペシアのは飲み薬です。
AGA(男性型脱毛症)の発症原因である「DHT(ジヒドロテストステロン)」の増加を抑制する作用があります。
つまり、AGAの進行を抑制することができます。

フォリックスFR05ローションは塗り薬です。
発毛作用があります。
つまり、毛生え薬です。


これらの薬は、オオサカ堂という個人輸入代行業者から購入しています。
下の画像をクリックすると、商品ページに移動します。








自己治療は、1番安い費用でできるAGA(男性型脱毛症)の治療法です。
私の場合、360日間の治療費は42,030円でした。
1日当たり117円です。
ただ、頭皮トラブルを気にして育毛剤の使用を抑えたので、通常ならもう少しかかります。
1か月あたり5,000円程度でしょう。


自己治療の最大のデメリットは、すべて自己責任という事です。
トラブルが起きても自分で対処しなければなりません。
精神的に安定した状態で治療をおこなうためにも、脱毛症に関すること、薬に関すること、健康に関することなどの知識が必要になります。
治療に対する不安がある場合は、治療をしてはいけません。

最近では、最初の3か月程度は病院やクリックへ行って、慣れてきたら自己治療に切り替える人もいます。
なかなか賢い方法だと思います。


商品ページには、実際に薬を使用した人たちの口コミが書かれています。
良い事だけでなく、悪い事も書かれています。
これらの口コミは非常に参考になります。


AGAを発症しやすい遺伝的要素を変えることは、現時点では不可能です。
しかし、ある程度の治療は可能になってきました。
髪の毛が薄くなる前にしっかりと対策をすれば、ハゲるのを防ぐことも可能です。


最後まで読んで頂きありがとうございました。



この記事へのコメント

  • AGA48

    こんばんは。
    コメントありがとうございました。

    そうなんですよね。
    正しい知識を知らずに悩みだけ大きくなることがあるんでしょうね。
    知ってしまえば何てことはない、ということが薄毛対策に関しても多いのかもしれませんね。
    2016年11月15日 19:54
  • taka

    AGA48様

    コメントありがとうございます。

    おっしゃるとおりですね。
    AGAの治療の場合は、ムダな事、やってはいけない事をやっている場合が時々ありますから・・・
    正しい知識は必要ですね。
    2016年11月15日 22:02

この記事へのトラックバック