10人いたら、1人や2人は髪の毛が薄くなっている人がいます。
更によく見ると、ほとんどの男性は前頭部か頭頂部の髪の毛が薄くなっています。
これは、「AGA(男性型脱毛症)」という脱毛症(だつもうしょう)の特徴です。
成人男性の薄毛の90%以上がこのAGAです。
脱毛症にはいくつかの種類があり、それぞれに発症メカニズムが違います。
性別によっても、発症しやすい脱毛症に違いがあります。
男性が発症しやすい脱毛症は、AGA(男性型脱毛症)です。
AGA(男性型脱毛症)は、前頭部か頭頂部が薄くなり、その他の部分、側頭部や後頭部などはフサフサのままです。
発症原因は男性ホルモンの増加です。
このため、発症者のほとんどが男性です。
これに対して、女性が発症しやすい脱毛症は、びまん性脱毛症(女性型脱毛症)です。
びまん性脱毛症(女性型脱毛症)は、髪の毛が全体的に薄くなっていきます。
発症原因は女性ホルモンの減少などです。
このため、発症者のほとんどが女性です。
AGA(男性型脱毛症)の発症率は、15歳以上の日本人男性で32%というデータがあります。
総務省統計局の資料によると、2016年11月1日の日本の総人口が約1億2700万人で、男性が約6,200万人です。
15歳以上の日本人男性は、約5,360万人です。
よって、AGA(男性型脱毛症)を発症している日本人は1,700万人以上ということになります。
これ、物凄く多い数字だと思いませんか?
人種によっても、AGA(男性型脱毛症)の発症率に差があります。
AGAは白人男性が最も発症しやすいというデータがあります。
チェコやスペイン、ドイツなどは発症率が高く、低めのデータでも40%以上です。
一方、台湾やマレーシア、韓国などの発症率は低く、25%前後と言われています。
日本人男性のAGA(男性型脱毛症)の年齢別の発症率は、以下のとおりです。
20~29(歳)・・6%
30~39(歳)・・12%
40~49(歳)・・32%
50~59(歳)・・44%
60~69(歳)・・51%
70~79(歳)・・61%
すでに20代で6%の男性がAGA(男性型脱毛症)を発症しています。
「若いから大丈夫」とは言っていられません。
若くてもハゲている人はいるのが現実です。
60歳以上にいたっては、AGA(男性型脱毛症)を発症している人が過半数を超えています。
AGA(男性型脱毛症)は、男性ホルモンが大きく関与した脱毛症です。
男性ホルモン「テストステロン」と酵素「5αリダクターゼ」が結合することにより、男性ホルモン「DHT(ジヒドロテストステロン)」がつくられます。
このDHT(ジヒドロテストステロン)が、受容体「アンドロゲンレセプター」に結合すると、成長因子「TGF-β」がつくられます。
成長因子「TGF-β」は、髪の毛が抜けるように指令をだすタンパク質です。
つまり、AGAとは、髪の毛の寿命(ヘアサイクル)を短くする脱毛症なのです。
AGA(男性型脱毛症)の治療は、その進行を抑制することが最優先です。
最も現実的な選択肢が「フィナステリドの内服」です。
フィナステリドとは、薬に含まれる「成分の名前」です。
AGAの発症原因であるDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑制する作用があります。
フィナステリドが主成分の薬には、プロペシアやフィンペシアなどがあります。
これらの薬は個人輸入代行業者から購入することができます。
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私もAGA(男性型脱毛症)です。
フィンペシアを飲んでいます。
治療の成果を客観的に判断するために写真をとっています。
下の写真、左側が治療開始時で、右側が治療開始400日目になります。
自分では、少しは改善できたと思っています。
髪の毛が薄くなるというは、多くの男性に発生する症状です。
早期に対策をする程、髪の毛が薄くなるのを防ぐことができます。
完全にハゲあがってしまってからでは、完治させるのは非常に難しくなってしまいます。
私も、もっと早くこの薬の事を知っていれば良かったと思っています。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
この記事へのコメント
放火間
taka
そうなのですか・・・
でも、食生活を気をつけたり、ストレスの負担を少なくしたり、十分な睡眠時間がとれたりしていれば、ハゲるとは限りません。
プロペシアは単独では効果があまりありません。
ミノキシジルなどと併用した方が効果的です。
↓
http://www.agatreatment.net/article/442429163.html?1480853716
>放火間さん
>
>私、兄、父親とみな薄毛家系…兄はプロペシア飲んでます。多少の効果はあったみたいです。