このように感じたら、なるべく早く対策をとる必要があります。
脱毛症は放置しておくと、どんどん酷くなり、完治することができなくなります。
この時に注意しなければならないのは、間違った対策をとらないことです。
更に症状を悪化させる危険があるからです。
脱毛症とは、髪の毛などが薄くなる症状のことです。
一言、脱毛症と言っても種類があり、それぞれに発症原因が違います。
当然、治療法も違うし、使用する育毛剤も違います。
臨床実績のある育毛剤は、男性用と女性用に別れている場合がほとんどです。
1番発症者の多い脱毛症は「AGA(男性型脱毛症)」です。
2番目に発症者の多いのが「びまん性脱毛症(女性型脱毛症)」で、3番目が「円形脱毛症」です。
この3種類で脱毛症全体の90%以上になります。
脱毛症は他にも何種類かあるのですが、発症者の割合はもの凄く少数になります。
AGA(男性型脱毛症)は、成人男性が発症しやすい脱毛症です。
日本人では、15歳以上の男性の32%がAGAという調査結果もあります。
50代以上の男性では、過半数以上がAGAを発症しています。
一方、女性がAGAを発症することは滅多にありません。
AGAとは「androgenetic alopecia」の略です。
日本語に略すと、「男性型脱毛症」です。
具体的なAGA(男性型脱毛症)のセルフチェックは以下のとおりです。
このセルフチェックで、ある程度の目安は付けられます。
以下の5つの質問に、「Yes」か「No」で答えて下さい。
①男性ですか?
②脱毛部分は、前頭部か頭頂部のどちから、又は、その両方ですか?
③髪の毛が薄くなり始めたのは、思春期以降ですか?
④身内に薄毛の人はいますか?
⑤母方の祖父は薄毛ですか?
①②③がすべて「Yes」の場合は、AGA(男性型脱毛症)の可能性が極めて高いです。
④か⑤が「Yes」の場合は、AGA(男性型脱毛症)を発症しやすい体質です。
特に⑤に該当する人は、将来ハゲる可能性が極めて高いです。
AGA(男性型脱毛症)は、「DHT(ジヒドロテストステロン)」という男性ホルモンの増加により、発症・進行する脱毛症です。
最も現実的な治療法は「フィナステリド内服」です。
フィナステリドとは、薬の名前ではなく、薬の成分の名前です。
フィナステリドが主成分の薬を「フィナステリド錠」と言います。
フィナステリド錠には、プロペシアやフィンペシア、フィナロイドなどがあります。
これらの薬は個人輸入代行業者から購入することができます。
私は老舗のオオサカ堂から購入しています。
使用している薬はフィンペシアです。
下の画像をクリックすると、商品ページに移動します。
フィナステリド錠効果は、どの薬もほとんど同じです。
主成分のフィナステリドは全く同じものなので、DHT(ジヒドロテストステロン)の抑制作用はどの薬も同じです。
ただ、コーティングなどに使用されている「主成分以外の成分」が違うので、薬により少しだけ違いがあります。
「男性型脱毛症診療ガイドライン」というものがあります。
医師などの専門家が、AGA(男性型脱毛症)の治療法を効果と安全性の観点から、5段階(A、B、C1、C2、D)で評価したものです。
最高評価Aの治療法は、「フィナステリド内服」と「ミノキシジル外用」です。
この2つの治療法は、併用すると相乗効果があります。
ミノキシジルも薬の成分の名前です。
現時点では、最も効果のある発毛成分です。
私は「フォリックスFR05」という育毛剤を使用しています。
上の画像の薬です。
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フィナステリド内服は最優先におこなうべき治療です。
一方、ミノキシジル外用はできれば併用しておこないたい治療という位置づけになります。
髪の毛が薄くなっても、早期に対策をとる事により完治できる可能性が高くなります。
少なくとも、フィナステリド錠を服用することにより、例外的な場合を除き、AGA(男性型脱毛症)の進行を防ぐことができます。
AGA治療をおこなう前段階として、AGAかどうかを判断する必要があります。
AGAは判別しやすい脱毛症です。
ただし、脂漏性脱毛症(しろうせいだつもうしょう)が似たような症状になる場合も稀にあります。
自信がない人は、薄毛専門のクリニックで判断してもらって下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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