AGA治療日記

最近のドラッグストアや薬局には、様々な育毛剤が販売されています。
下の画像は、近所のドラッグストアの育毛剤コーナーです。

「育毛剤を使ってみようかな？」と考えたことがある人もいるかと思います。
この記事を読んでいる人のなかにも、実際に使用された事のある人もいるでしょう。
やっぱり、ハゲているのはイヤですから・・・





これは素人の私個人のド素人の意見なので、あまり参考にされても困りますが・・・

市販されている育毛剤だけでは、薄毛を治すことはぼぼ不可能です。
なぜなら、その発生原因を抑えることができない場合が多いからです。







髪の毛などが薄くなる症状のことを「脱毛症（だつもうしょう）」と言います。
脱毛症にはいくつかの種類があり、それぞれの脱毛症ごとに発症メカニズムが異なります。
当然、脱毛症の種類ごとに治療法も違ってきます。
使用する育毛剤は、基本的には脱毛症ごとに異なるのですが、複数の脱毛症に使用できるものもあります。

脱毛症のなかで発症者の多いのは、AGA（男性型脱毛症）、びまん性脱毛症（女性型脱毛症）、円形脱毛症です。
この3種類の脱毛症で、脱毛症全体の90%以上と言われています。





成人男性の薄毛の大部分は、AGA（男性型脱毛症）という脱毛症です。
前頭部と頭頂部の髪の毛のみが薄くなり、側頭部や後頭部の髪の毛や体毛が薄くなることはありません。
男性ホルモン「DHT（ジヒドロテストステロン）」の増加により、発症・進行します。
有効な治療法は、プロペシアやフィンペシアなどの抗アンドロゲン剤の服用です。
これらの薬は、DHT（ジヒドロテストステロン）の血中濃度を低下させます。


一方、成人女性がなりやすい脱毛症は、びまん性脱毛症（女性型脱毛症）です。
髪の毛が全体的に薄くなっていきます。
進行すると地肌が見えるようになります。
びまん性脱毛症（女性型脱毛症）の発症原因は完全には解明されていませんが、女性ホルモンの減少が最大の原因と言われています。
このため、閉経後の女性が発症しやすいです。
有効な治療法は、パントガール(Pantogar)やルグゼバイブなどのパントテン酸カルシウムの服用です。
こららの薬は女性ホルモンのバランスを整えます。


老若男女誰でも発症する可能性がある脱毛症が円形脱毛症です。
正確には、15歳未満（小児科の対象年齢）が若干発症しやすいという傾向があります。
円形脱毛症は、主に髪の毛に円形や楕円形の脱毛部分ができる脱毛症です。
脱毛部分がはっきりしているのが最大の特徴です。
円形脱毛症は、解明されていない部分が最も多い脱毛症です。
発症には、自己免疫疾患（じこめんえきしっかん）が大きく関わっているようなのですが、例外のケースもあります。
有効な治療法は、ステロイド局注と局所免疫療法（かぶれ治療）です。
これらは皮膚科医のもとでおこなう医療行為です。
育毛剤はあまり効果がない場合が多いです。


このように、脱毛症を発症したら多くの場合、市販されている育毛剤では、その発症原因を抑えることができません。





私も薄毛を治すため育毛剤を使用しています。
脱毛症の種類はAGA（男性型脱毛症）です。

上の写真は、私の頭部を撮影したものになります。
左側が育毛剤使用前、右側が使用開始120日目の髪の毛の状態です。


使用している育毛剤は、フィンペシアとフォリックスFR05ローションの2種類です。

フィンペシアは飲み薬です。
AGAの発症原因を抑制する効果があります。
だたし、フィンペシアだけでは薄毛を治すのは難しいのが現実です。
発毛効果のある育毛剤を併用した方が効果があります。

フォリックスFR05ローションは塗り薬です。
発毛効果があります。
なお、このフォリックスFR05ローションは、市販されている育毛剤「リアップX5プラス」に近い成分の育毛剤です。

念のために言っておきますが、フィンペシアとフォリックスFR05ローションはAGAの治療にのみ有効な育毛剤です。
びまん性脱毛症（女性型脱毛症）や円形脱毛症などの他の脱毛症には、ほとんど効果がありません。


フィンペシアとフォリックスFR05ローションは、オオサカ堂という個人輸入代行業者のサイトから購入しています。
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育毛剤はその名前のとおり、元々あった毛を育てるという意味です。
本来、髪の毛がなくなって禿げあがってしまった頭から毛を生やすことを目的とはしていません。
だから、過度の期待をしてはいけません。


今回の記事は、素人である私一個人の意見です。
どのように思われましたか？


最後まで読んで頂きありがとうございました。