ハゲ・薄毛の対策は早いほどいい!

髪の毛は何歳ころから薄くなり始めるか知っていますか?


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非常に悲しい現実ですが・・・

男性は20歳くらいから髪の毛が薄くなり始めます。
ほぼ全員です。

見た目にはわかりませんが、思春期を過きた頃から薄毛になっていきます。
30代後半になると、ピーク時の10%くらいは髪の毛の直径が細くなっているのが普通です。


これに対して、女性が髪の毛が薄くなるのは、一般的には高齢になってからです。
50歳を超えたあたりから少しつづ薄くなっていき、65歳を超えると地肌が透けてみえる人も多くなります。


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花王ヘアケア研究所調べ



上の図は、実際に髪の毛の太さを男女別・年代別に調べた結果です。

髪の毛が1番太いのは、男性は10代後半で、女性は30代後半です。
なぜ男女で薄毛になる年代が違うのかというと、なりやすい脱毛症の種類が違うからです。


髪の毛が薄くなる症状のことを「脱毛症」と言います。
脱毛症はその種類ごとに発症メカニズムが異なります。

発症者の多い順に、AGA(男性型脱毛症)、びまん性脱毛症(女性型脱毛症)、円形脱毛症です。
この3種類の脱毛症で、脱毛症全体の90%以上を占めていると言われています。


男性がなりやすい脱毛症は「AGA(男性型脱毛症)」で、女性がなりやすい脱毛症は「びまん性脱毛症(女性型脱毛症)」です。
だから、男女では髪の毛が薄くなり始める年代も違うし、薄くなっていく部分や症状も違うのが一般的なのです。







ハゲ・薄毛の対策でまずやる事は、自分の脱毛症が何かを知る事です。

自分で判断できない時には、できれば薄毛専門医に診察してもらって下さい。
薄毛専門医が近くにいない時には皮膚科医でもいいです。
ただし、皮膚科では薄毛の診察をしていないところも多いので、診察前には事前に確認をしてから行って下さい。


脱毛症はその種類により治療法が異なります。
もちろん、治療に使用する育毛剤も異なります。

脱毛症に効果のある「医薬品の育毛剤」は男女別のものがほとんどです。
男性用の育毛剤は、女性が使用してはいけない育毛剤が多いです。
誤って使用すると症状が悪化するおそれもあるので、注意が必要です。

新聞広告などに載っていた育毛剤やサプリメントなどを使用しても、脱毛症が治ることは通常ありえません。
脱毛症の発症原因を抑制することができないからです。


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男性が発症しやすい脱毛症は「AGA(男性型脱毛症)」です。
成人男性の薄毛の90%以上は、AGAによるものと言われています。
一方、女性がAGAを発症することは滅多にありません。


AGAを発症すると、前頭部か頭頂部、又、その両方の髪の毛が薄くなっていきます。
その他部分、側頭部の後頭部の髪の毛は以前と変わらずにフサフサのままです。

AGAは男性ホルモン「DHT(ジヒドロテストステロン)」の増加により発症・進行する脱毛症です。

DHTは誰にでもある男性ホルモンです。
微量ですが女性にもあります。
そして、DHTは前頭部と頭頂部に集中的に存在しています。

DHTが必要以上に増えてしまうと、その部分の髪の毛が薄くなっていきます。
毛周期(ヘアサイクル)が短くなり、酷くなると産毛のうちに抜け落ちるようになってしまいます。


AGA(男性型脱毛症)の進行は「フィナステリド」という成分で抑制することができます。
95%以上の確率で、これ以上、髪の毛が薄くならなくなります。

ただし、フィナステリドに発毛効果はありません。
薄くなった部分を濃くすることは、あまり期待できません。
だから、最近のAGA治療では、ミノキシジルなどの発毛効果のある薬と併用するのが標準的な治療法になりつつあります。


フィナステリドが主成分の薬には、プロペシアやフィンペシアなどがあります。
これらの薬は飲み薬です。
下の画像をクリックすると、販売しているページに移動します。







女性が発症しやすい脱毛症は「びまん性脱毛症(女性型脱毛症)」です。
成人女性の薄毛の70%以上は、びまん性脱毛症によるものと言われています。
一方、男性がびまん性脱毛症を発症することは滅多にありません。


びまん性脱毛症は、髪の毛が全体的に薄くなっていく脱毛症です。
髪の毛の1本1本が細くなり、密度も薄くなっていきます。


びまん性脱毛症の発症メカニズムは完全には解明されていませんが、女性ホルモンの減少が最大の原因と言われています。
びまん性脱毛症は、閉経後の女性が発症しやすい脱毛症です。


びまん性脱毛症(女性型脱毛症)の治療で、最も実績のある薬は「パントガール」です。
市場にでてから30年以上も経過している薬です。

パントガールは、びまん性脱毛症だけでなく、分娩後脱毛症(出産後脱毛症)にも効果のある薬です。

使用後数カ月で抜け毛が減ります。
臨床実績では、3ヶ月間の使用で70%の人が抜け毛が減少しています。
残りの人たちは残念ながら効果はありませんでした。

パントガールは飲み薬です。
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誰でもなる可能性がある脱毛症が「円形脱毛症」です。
性別や年齢に関係なく発症します。
ただ、自己免疫疾患(全身性エリテマトーデスや慢性関節リウマチなど)の人は発症しやすい傾向があります。


円形脱毛症は、髪の毛などに円形や楕円形の脱毛部分ができる脱毛症です。
脱毛部分がはっきりしているのが特徴です。

これは脱毛に勢いがあることを意味します。
すぐに皮膚科で診察してもらって下さい。
円形脱毛症は保険が適応される脱毛症です。

円形脱毛症は初期段階なら相当高い確率で完治することができます。
しかし、髪の毛の1/4以上が抜け毛しまった重度の状態になると、完治することは非常に困難になってしまいます。
円形脱毛症は特に早期の対策が重要な脱毛症です。



AGA(男性型脱毛症)、びまん性脱毛症(女性型脱毛症)、分娩後脱毛症(出産後脱毛症)、円形脱毛症以外にも脱毛症はあるのですが、発症頻度はかなり低くなります。
これらの脱毛症も、早期に治療を開始するほど完治しやすいという点では同じです。


ハゲ・薄毛の対策は、髪の毛が薄くなる前に始めるのが理想的です。
今ある髪の毛を維持することは比較的簡単ですが、薄くなってしまった髪の毛を元の状態に戻すのは非常に難しいからです。

ハゲ・薄毛の対策は早いほどいい!


最後まで読んで頂きありがとうございました。



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