今回は睡眠不足だとハゲになりやすい理由についてです。
睡眠不足だとハゲる!
この様なことを、一度くらい聞いたことがある方も多いと思います。
特に髪の毛が薄くなり、気にしているような方は。
これは本当のことです。
しかも、睡眠不足は髪の毛が薄くなるだけでなく、様々な病気の発生するリスクを高めます。
現代人は睡眠不足の方も多いですが、ある程度の睡眠時間は確保したいものです。
睡眠不足だとハゲになりやすい理由はいくつかあるのですが、最も大きな理由は「成長ホルモンの分泌量が少なくなる」「ストレスを感じやすくなる」の2つです。
まず、「成長ホルモンの分泌量が少なくなる」についてです。
人間の体は眠っている時にメンテナンスをしています。
疲れをとったり、傷などの治したり、成長をしたり。
この体のメンテナンスをするためには、成長ホルモンが必要です。
成長ホルモンは眠っている時、正確には『ノンレム睡眠』の時に分泌量が多くなります。
成長ホルモンとは、脳下垂体前葉から分泌され、体の成長や傷・疲労の修復を促進するホルモンです。
髪の毛は、頭皮の下の毛包(もうほう)というところにある毛母細胞(もうぼさいぼう)が分裂してできたものです。
成長ホルモンの分泌量が少なくなると、髪の毛が細くなったり、髪の毛がなかなか生えてこなくなったりします。
成長ホルモンは、生命維持のための優先順位の高いところからケアをしていきます。
心臓とか脳とか。
髪の毛は優先順位が低いので、成長ホルモン減少の影響を受けやすいのです。
次は、「ストレスを感じやすくなる」についてです。
簡単に言うと、ストレスとは心身に負担をかけるものです。
自分や身内などの「健康に関する事」、職場や学校での「人間関係」、借金や生活費などの「お金に関する事」がストレスの3大原因と言われています。
心身が健康な状態なら、多少ストレスがあったとしても問題はありません。
睡眠不足が続くと、自律神経が正常に働かなくなり、ストレスを感じやすくなってしまいます。
自立神経とは、私たちの意志とは無関係に作用する神経のことです。
私たちの体の様々な臓器を意識とは関係なく調節してくれています。
ストレスにより様々な病気が発生します。
日常的に発生する軽度なものには、頭痛やめまい、下痢・便秘などはストレスが関与している場合があります。
心の病気には、不安症(不安障害)や、うつ病といったものがあげられます。
その他には、ぜんそく、アトピー性皮膚炎、高血圧、更年期障害などはストレスが原因となっている場合もあります。
もちろん、ハゲ・薄毛もストレスが関与している場合が多いです。
ハゲ・薄毛の種類はいろいろあるので一概には言えませんが、「円形脱毛症」はストレスが大きく関与した病気です。
ストレスが関与する病気は、実に多くあります。
睡眠不足はそれ自体がハゲ・薄毛を促進させるというよりも、他の色んな原因と重なり、様々なトラブルを発生させます。
「睡眠不足の人はハゲる」とは言い切れませんが、髪の毛や健康にとっては睡眠不足は良いことではないのは確実です。
寝る子は育つ!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
この記事へのコメント
oguri
こんな理由があったのですね。
taka
睡眠は人間にとって大切です。
睡眠不足は、万病の元です。
>oguriさん
>
>睡眠不足だとはげるという話はよく聞きますね。
>こんな理由があったのですね。