静電気がおきて、ビックリした経験はありませんか?
冬の時期は静電気が発生しやすくなります。
特に髪の毛は静電気が発生しやすい部分です。
せっかく時間をかけてセットしても、静電気のせいで悲惨なことに(涙)
女性は経験したことのある人も多いと思います。

静電気が発生する主な原因は、「乾燥」と「摩擦」です。
湿度が高い状態では、発生した電気は空気中に含まれる水分を伝わり、空気中に逃げていきます。
これに対して、湿度が低い状態では、空気中に逃げていくことができません。
電気を通しにくいものに溜まってしまいます。
これが静電気です。
一般的には、乾燥するほど電気は発生しやすくなります。
電気は、健康な髪の毛より、痛んだ髪の毛の方が発生します。
痛んだ髪の毛の方が内部の水分量が少いからです。
電気は物質同士が接すると、その接触面に発生します。
これを「摩擦電気(まさつたいでんき)」と言います。
子供のころ、下敷き(したじき)を髪の毛に擦りつけ、逆立てて遊んだことはありませんか?
これも摩擦電気です。
摩擦電気は、物質同士の接触面が大きく、圧力が大きいほど、強力なものが発生します。
髪の毛と髪の毛、髪の毛とヘアブラシ、髪の毛と服(特にセーター)など電気を帯びやすいものどうしが擦れると発生しやすいです。
静電気には、狭い場所に集まりやすいという性質があります。
人間の体で、最も静電気が最も留まりやすい部分は髪の毛です。
以下、具体的な髪の毛の静電気対策を紹介します。
1.木や動物の毛のブラシを使う
プラスチックのブラシと比べると、木製・豚毛・猪毛など天然素材のブラシには、静電気が発生しにくいという特徴があります。
ブラッシングする時は「毛先」から始めると効果的です。
髪の毛の生え際からブラッシングしてしまうと、静電気が発生するだけではなく、摩擦する事で髪の毛にダメージを与えてしまう場合もあるからです。
2.部屋を加湿する
静電気には「空気中の水分が少ないほど発生しやすい」という特性があります。
加湿器などを使い部屋の湿度を上げてやれば、静電気を防ぐことができます。
また、乾燥した状態が続くと、肌のバリア機能が低下します。
肌は外部の刺激に極端に弱くなってしまいます。
その結果、肌はニキビやしわ、シミなどができやすくなります。
更に、皮脂欠乏性皮膚炎やアトピー性皮膚炎などの痒み(かゆみ)が発生する可能性も高まります。
もちろん、頭皮も乾燥するので、育毛にも悪影響を与えます。
3.洗い流さないトリートメントを使う
ヘアミスト、ヘアオイルなどの洗い流さないトリートメントは、静電気防止にはかなり効果があります。
髪の表面を保護するとともに保湿効果があるからです。
いろいろな製品が販売されていますが、持ち歩けるサイズのものは便利です。
外出先でも髪の毛の静電気の対策ができるので、突然、髪の毛に静電気が発生してしまった場合でも対処することができるからです。
4.ハンドクリームを使う
ニベアなどの手につけるハンドクリームを髪の毛につけると、静電気を抑えることができます。
この時、使用するハンドクリームの量は少量にして下さい。
付け過ぎるといろいろ不具合が生じます。
外出先で静電気に困った時には、緊急対策として使えます。
5.静電気を防ぐスプレーを使う
静電気を防ぐスプレーはドラッグストアーなどで市販されています。
外出前に使用すると効果的です。
髪の毛がサラサラになるものや、ブラシのとおりが良くなるものもあります。
また、いろいろな香りのものがあるので、香りを楽しむこともできます。
急になんとかしたいけど何も持っていない場合には、髪の毛を水で濡らしたり、縛ったりするだけでも効果があります。
髪の毛の静電気対策、知っていると役に立つことがあるかもしれません。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
この記事へのコメント
きょろ
ランキングからきました。
ハンドクリームが静電気おさえるなんて知りませんでした。
静電気ためやすいので
ハンドクリーム塗っておこうと思います。
taka
ニベアなどを塗っている方もいますよ。
ただし、塗りすぎると、髪の毛がベトベトになります。
ハンドクリームを塗った手で、髪の毛を何回か手ぐしでとかしても効果があります。
>きょろさん
>
>こんにちわ
>ランキングからきました。
>ハンドクリームが静電気おさえるなんて知りませんでした。
>静電気ためやすいので
>ハンドクリーム塗っておこうと思います。