これは半分正しくて、半分間違っていると言えます。
細菌には人間に害を与えるものも多いですが、必要なものもあります。
人間は生まれてから死ぬまで、様々な細菌の力を借りて生きています。
人間の体には、100兆個以上の細菌がすんでいると言われています。
これらを「常在菌(じょうざいきん)」と言います。
有名な乳酸菌やビフィズス菌、大腸菌なども常在菌です。
常在菌が増え過ぎると、トラブルが発生しやすくなります。
一方、常在菌が少なくなり過ぎても、トラブルが発生しやすくなります。
常在菌は、多過ぎても少な過ぎてもダメです。
バランスが大切なのです。

大腸菌
細菌の定義は、使う場合や人によって若干の相違がありますが、一般的には次のようなものです。
細菌とは、1つの細胞しか持たないの微生物です。
原則として、1個が2個に分裂して増殖していきます。
「菌」とか「バクテリア」という言葉も、基本的には細菌と同じ意味です。
ただし、「ウイルス」は細菌とは全くの別物です。
構造自体が異なります。

参照:全日本民医連
ウイルスとは、他の生物の細胞を利用して、自己を複製させることのできる微小な構造体です。
細胞がないので、生物ですらありません。
ウイルスは、細胞より遥かに小さいサイズです。
インフルエンザもウイルスです。
インフルエンザウイルスは、A型・B型・C型の3種類に大別されます。
インフルエンザ対策は、流行前にワクチンを接種するのが、最も有効な手段です。
簡単にできる対策としては、外出後の手洗いや適度な湿度の保持、十分な休養などです。
また、インフルエンザが流行している時期には、人混みや繁華街への外出は控えた方が良いでしょう。
細菌とウイルスは全く違うものです。
だから、感染してしまった時の治療法も異なります。
健康な人間の皮膚には常に細菌が存在しています。
これらを「皮膚常在菌(ひふじょうざいきん)」と言います。
皮膚常在菌は、20種類~30種類存在すると言われています。
現時点では、正確な数はわかりません。
もちろん、頭皮にも皮膚常在菌は存在しています。
頭皮の皮膚常在菌が、異常繁殖したり減少したりすると、頭皮トラブルが発生しやすい状態になります。
痒みが出たり、湿疹ができたり、大量のフケが発生したりします。
これらの頭皮トラブルが、抜け毛やハゲ・薄毛の原因になることもありえます。
女性の頭皮トラブルの原因で1番多いのは、シャンプーのやり過ぎです。
皮膚の表面は、皮脂膜(ひしまく)という薄い膜で覆われています。
皮脂と汗が混ざり合ってできた酸性の膜です。
外部刺激からの頭皮を保護する役割と、皮膚の水分が蒸発するのを防ぐ役割があります。
シャンプーをすると皮脂膜は洗い流され、しばらくの間、頭皮は無防備な状態になります。
シャンプーの頻度は1日1回までです。
また、洗浄力の強過ぎるものを使用しない方がいいでしょう。
痒みや湿疹などの頭皮トラブルが発生しやすくなります。

参照:エコ肌生活記
皮膚にはマラセチア菌という皮膚常在菌(ひふじょうざいきん)がすんでいます。
マラセチア菌は、古い皮脂や角質を処理して、遊離脂肪酸(ゆうりしぼうさん)をだします。
この遊離脂肪酸はそのままにしておくと有毒なので、別の細菌が処理してくれます。
マラセチア菌の数と皮脂分泌量は、比例関係にあります。
シャンプーを頻繁におこなったり、洗浄力の強過ぎるものを使用したりすると、マラセチア菌や他の皮膚常在菌(ひふじょうざいきん)のバランスは崩れやすくなります。
この他にも、睡眠不足や紫外線、脂っこいものや甘いものの取り過ぎると、皮膚常在菌のバランスは崩れやすくなります。
皮膚常在菌は、多すぎても少なすぎてもダメです。
特に頭皮の皮膚常在菌は、バランスが崩れやすいので注意が必要です。
頭皮は人間の体のなかでも、最もデリケートな部分ですから。
何事もそうですが、バランスが大切なのです。
(めんどくせぇ~)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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