目薬にはいくつかの種類がある、症状別による目薬の選び方

目薬は身近な薬です。
薬局やドラッグストアにいくと、非常に多くの種類のものが売られています。
どの目薬を選択すればいいのでしょうか?


目薬はその使用目的別に分類すると、以下のように分類さられます。
①一般点眼薬
②人工涙液型点眼薬
③抗菌性点眼薬
④洗眼薬
⑤コンタクトレンズ装用液

複数の効果がある目薬もあるので、きっちりと分類することは不可能です。
例えば、一般点眼薬でも抗菌性点眼薬の効果も併せ持つような目薬もあります。

以下、これらの目薬について、簡単に説明していきます。


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サンテメディカル12®(参天製薬)


1つめは、一般点眼薬です。
一般的に、薬局やドラッグストアで販売されている目薬の多くが、このタイプ、又は、このタイプの性格をもつ目薬になります。

目の疲れや結膜充血、目のかすみ(目やにの多いときなど)、眼病予防(水泳のあと、ほこりや汗が目に入ったときなど)、紫外線などの光線による眼炎などに効果があります。


一般点眼薬に分類される目薬でも、ある症状に特化した目薬もあります。

上の写真は、サンテメディカル12(参天製薬)の裏です。
この目薬は、目の疲れやピント調節機能の改善に特化した目薬です。
眼疲労改善に効くビタミンB12とネオスチグミンメチル硫酸塩を中心に、12種類の有効成分をバランスよく配合されています。

また、アレルギー性結膜炎の対策に特化した目薬もあります。
「抗アレルギー作用のある成分」「抗ヒスタミン作用のある成分」のどちらか片方、又は、両方が含まれている目薬です。
これらの成分には、過剰なアレルギー反応を抑制する効果があります。


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アイケア点眼液0.1%(科研製薬)


2つめは、人工涙液型点眼薬です。
人工涙液型点眼薬とは、涙液に近い成分になるよう作られた目薬です。
つまり、涙の代わりです。

人工涙液型点眼薬は、ドライアイや涙液減少症、乾性角結膜炎などに効果があります。
基本的に安全性が高いものがほとんどです。
ごく稀に副作用として、過敏症状になることもあります。

上の写真は、私が使用しているアイケア点眼液0.1%(科研製薬)という人工涙液型点眼薬です。
目の裏に違和感があり、眼科で診てもらったらドライアイでした。
この人工涙液を数日使用したら、目の裏の違和感はなくなりました。







3つめは、抗菌性点眼薬です。
細菌の増殖を阻害するタイプの目薬です。

結膜炎(はやり目)や眼瞼炎(まぶたのただれ)、ものもらいなどに効果があります。

抗菌性点眼薬にはいくつかの種類があるのですが、サルファ剤が使用されている目薬が多いような気がきます。
サルファ剤とは、結膜炎(はやり目)やものもらいの原因菌に対する抗菌作用が強い成分です。

「ものもらい」ができてしまった時の注意事項ですが、瞼(まぶた)をこすったり、目に刺激を加えないように注意してください。
また、「ものもらい」は体力が低下しているときに発生しやすい症状です。
十分に睡眠をとって、体を休めて下さい。
体が疲れている状態では、抗菌性点眼薬を使用しても、あまり効果は期待でません。


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フレッシュアイAG(第一三共ヘルスケア)


4つめは、洗眼薬です。
洗眼薬は、目の洗浄、眼底予防(水泳のあと、ほこりや汗が目に入ったときなど)を目的としています。

上の写真は、私が使用しているフレッシュアイAG(第一三共ヘルスケア)という製品です。
花粉症の時期には毎日使用します。
価格も500円弱と比較的安価です。

洗眼薬は、以下のような時に使用します。
・花粉やホコリ等が目に入って気持ちが悪い
・朝起きた時、目やに等でスッキリしない
・コンタクトレンズをはずした後で目をきれいに洗いたい
・水泳のあとやスポーツのあとに目をスッキリさせたい

市販されている洗眼薬のほぼ全ては、第2類医薬品か第3類医薬品です。



5つめは、コンタクトレンズ装用液です。
コンタクトレンズを装着する時に使う液体です。
コンタクトレンズを装着した時の違和感を軽減してくれます。
(これは目薬とは言えないかもしれませんが)

コンタクトレンズ装用液には、ソフトやハードなどコンタクトレンズのタイプ別のものと、全種に対応したものがあります。
自分の使用するコンタクトレンズに合ったコンタクトレンズ装用液を使用して下さい。



目薬には非常に多くの種類があります。
自分の目の症状に合ったものを使用して下さい。
判断できない時には、眼科医か薬剤師に相談して下さい。

自分の症状に合っていない目薬を使用したことにより、症状がさらに悪化する事例もあります。
目は体のなかでも非常にデリケートな部位なのです。


下に目薬に関する記事がまとめてあります。
もし良かったら、ご覧になって下さい。


目薬に関する記事

目薬の差し方(使い方・使用方法)について

目薬の保存(使用期限・保管方法)について

目薬にはいくつかの種類がある、症状別による目薬の選び方←この記事

防腐剤フリーの目薬は目にやさしいが、使用期限には注意して!



最後まで読んで頂きありがとうございました。





この記事へのコメント

  • oguri

    勉強になりました。

    目薬も種類が多いですね。
    2017年06月11日 08:15
  • taka

    コメントありがとうございます。

    目薬は本当に種類が多いですね。
    どれが良いのか、迷ってしまいますね。


    >oguriさん
    >
    >勉強になりました。
    >
    >目薬も種類が多いですね。
    2017年06月11日 08:57

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