アンテドラッグとプロドラッグ

皆さん、「アンテドラッグ」って聞いたことがありますか? 聞きなれない言葉かもしれませんが、最近の薬はこのアンテドラッグが多いです。 アンテドラックとは、薬の「ある特性」をいう言葉なのですが、これがなかなか優れた特性なのです。 液体ムヒS2a(池田模範堂) アンテドラックとは、投与した部位では強く作用しますが、体内に吸収された後は作用が弱くなる薬のことです。 副作…

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コンピュータが進歩すると、良い新薬をつくることができる

コンピュータは、現代の私達の生活にとって、必要不可欠なものとなっています。 自宅や職場にはパソコンがあり、インターネットをやったり、書類を作ったりと、毎日のように利用していることでしょう。 最近では携帯電話も「スマートフォン」になりました。 コンビニや飲食店などでは、「ポスレジシステム」が使用されています。 これ等もコンピュータです。 工場や金融機関、交通システム、電力会社や上…

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治験ボランティアは新薬を開発するための人体実験!

治験ボランティアは新薬を開発するための人体実験! この記事タイトルに衝撃をうけた人もいるかもしれません。 しかし、これは事実です。 ただし、勘違いされないように補足すると、最近では十分に安全性を考慮して行われるため、トラブルが起きることは稀です。 治験ボランティアは、新薬を開発するためには必要なものです。 「治験バイト」とか「新薬モニター」とか呼び方はいろいろあります。 …

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薬ができるまで

新薬の開発は人類にとって大きな恩恵を与えてくれます。 (ちょっと大袈裟な表現ですが) これまで困難だった病気の治療が可能になったり、治療による副作用を軽減することができるようになったり。 いろいろなタイプの新薬をどんどん開発してもらいたいものです。 しかし・・・ 新薬をつくるのは、メチャ×2大変です。 そして、新薬を開発・申請・販売できるのは、事実上、大手の製薬会社のみです。…

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プラシーボ効果とノーシーボ効果

「病(やまい)は気から」 という有名な諺(ことわざ)があります。 病気は気の持ちようで、良くなったり、悪くもなったりするという意味です。 この諺を初めて知った時、「そんなアホなことあるものか ww」と失笑してしまいました。 しかし、いろいろ調べてみたら、全くのウソという訳ではないようなのです。 少なくとも、薬の効果や副作用に関しては、この諺がある程度正しいというエビデンス(科学的根…

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